追試
法則化論文に記された「発問」「指示」「説明」のとおりに実際に授業し、その有効性を検証することを「追試」という。 例えば、「バスの運転手さんは何をしていますか」という発問では動かない子どもも、「バスの運転手さんは、運転するときどこを見ていますか」なら一斉に手を挙げる。 このように、すぐれた発問・指示を追試すると授業が変化することから、追試が授業上達の有効な方法として広まった。追試は、法則化運動の中で、向山が提起した重要なテーマのひとつである。