子どもをはげまし続けよ
「やる気にさせる」ときに、最も大切なことは「はげます」ことである。
「はげまし続ける」ことである。
「想像力」これは大切な教師の力である。今までとは異なる事態を思い描くことができるから、新しい局面へ子どもを連れて行くことができるのである。
大切なのは、勉強ができなくて教室の中で小さくなっている子も、 教師からかわいがられ、大切にされたという、 人間としての存在感の教育なのである
教育の極致とは待てることである
教育の極致とは待てることだと思う(放置とはちがう)。
努力する習慣さえついていれば、あとは待ってやることだ。
一度や二度、だまされるのが何だというのだ。 三度や四度、裏切られたから何だというのだ。そんなことに、びくともしない教師の精神をみがけ
教室は、まちがいをする子のためにこそある
教室は、まちがいを正し、事実を見つけ出す場。
教室は、まちがいをする子のためにこそある。
教室には、まちがいをおそれる子は必要ではない。
言葉を九割削れ
もう削るところがない。
それを、カンナをかけるように、一枚一枚うすく削っていく。
「テニヲハ」に至るまで吟味する。
教育とは結局のところ、 子どもの生きていく力を燃え上がらせることである
正しい方向で努力すれば、授業力は向上する。 時に停滞するような時があっても……。 ネバーネバーネバーギブアップ!
追試とは「すぐれた実践家」と「自分自身」との対決だ
追試は、「すぐれた技術・方法」を身につけるためにだけ必要なのではない。
「すぐれた実践家」と「自分自身」との対決を作り出すから必要なのである。