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向山洋一ヒストリー

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TOSS期 2001-

向山は20万点以上の教育実物資料を残している(2023)

子どもたちにとって価値ある教育を。
「TOSS」始動

2001年、向山は「子どもたちにとって価値ある教育」の普及を目指し、民間教育研究団体TOSS(Teachers’ Organization of Skill Sharing)を創設し、その代表となる。
TOSSは、サークル数約700、会員数約1万名の日本最大の民間教育研究団体となっている(2023年現在)。

日本でいちばんの教育団体を目指す(TOSSランド会議 2002)
日本でいちばんの教育団体を目指す(TOSSランド会議 2002)

『学校の失敗』(扶桑社)で、向山は21世紀の日本の教育に必要なこととして、次の3つを示した。

  1. 教師の教育的な力量の向上
  2. 日本人としての気概にあふれる教育の内容
  3. 近未来の変化に対応する教育

これらを具現化するため、向山は「TOSS授業技量検定」をはじめ、環境・産業教育、いじめ緊急アピール、観光まちづくり教育など、さまざまな実践研究を次々と創出。精力的な活動を続けた。
また、妻 浩子(東京大学大学院博士課程修了/専門 教育行政学)とともに「TOSSランドの創設」「TOSS型英会話」にも積極的に取り組んだ。

TOSS新代表の谷和樹氏と(日本教育技術学会神戸 2014)
TOSS新代表の谷和樹氏と(日本教育技術学会神戸 2014)

2021年、向山はTOSS最高顧問に就任。TOSS新代表は谷和樹氏に代わった。

向山は、現在もなお、子どもたちにとって価値ある教育を目指し、精力的に活動を続けている(向山塾 2019)
向山は、現在もなお、子どもたちにとって価値ある教育を目指し、精力的に活動を続けている(向山塾 2019)

2022年、向山洋一教育賞が創設され、日本教育技術学会(静岡大会)で第1回向山洋一教育賞授賞式が行われた。

TOSS期年表

2001
TOSSを立ち上げ、その代表となる
「TOSSインターネットランド(現在のTOSSランド)」開始
TOKYO FM「向山洋一の教育ステーション」開始
2002
『TOSS英会話の授業づくり』(明治図書)創刊(編集長)
TOSS夏のセミナー 開催。1,300名を超える参加者がある
『教室の障害児』(明治図書)創刊
2003
「TOSS授業技量検定」開始
「TOSSデー(現在のTOSS春の教師力UPフェス)」開始
2004
『家庭教育ツーウェイ』(明治図書)創刊(編集長)
「環境・産業教育」(経済広報センター)開始
2005
読売新聞社「教育ルネサンス フォーラム」TOSS参加
産経新聞『真犯人はこいつだ』連載開始
2006
日本教育技術学会「いじめ緊急アピール」提言
2008
産経新聞『解答乱麻』連載開始
「観光まちづくり教育」観光庁長官賞をTOSSが受賞
母 まさ、逝去
2012
『教え方のプロ・向山洋一全集』全100巻(明治図書)完成
2015
向山の企画・監修による 『新法則化シリーズ』全28冊(学芸みらい社)出版
2018
『新書版 向山洋一全集』全10巻(教育技術研究所)出版
2019
「ラグビーワールドカップ教育推進事業」TOSSが受託
2020
『向山洋一映像全集DVD』全7巻(エンドレスポエトリー)出版
2021
TOSS最高顧問 就任。TOSS新代表は谷和樹氏
『新・向山洋一実物資料集』全10巻(教育技術研究所)出版
2022
日本教育技術学会が「向山洋一教育賞」を創設。静岡大会で第1回 向山洋一教育賞 授賞式が行われる
2023
東京教育技術研究所の名称を「向山洋一教育技術研究所」に変更