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向山洋一の言葉

子どものかすかなかすかな変化を見つけ、ほめ、ひっぱり出すのが教師の仕事である

やる気にさせれば人は動く

「人が動く」方法は、「やる気にさせる」のがいちばんいい。
それしか、方法がないと言ってもいいくらいである。

子どもが最後までやり抜ける指示をしてこそ、真の「言って聞かせ」だ

子どもがちゃんとやれるまでの指示をしてこそ、
それは「言って聞かせ」になるのである。

子どもがちゃんとできなかったら、それは教師が
「言ったつもり」になっているだけであり、非は教師にあり、

自分の言い方のつたなさを、まず責めなければならないのである。

男女の仲がいいクラスはいいクラスである

そのクラスがいいクラスがどうかは、
男女の仲がいいかどうかを見れば分かるものです。

教師は鈍感ではいけない

教師は鈍感ではいけない。
とぎすまされた感性を必要とする。
包み込むような温かさを必要とする。

教育の仕事は手品のようにはいかない

どんな子にも可能性があるのだ

どんな子にも可能性があることを信じ、
たゆみなく続く努力を重ねるのが教師の仕事である。

時には、それを信じるのが教師一人であるようなことであっても、
それを貫くのが教師の仕事なのである。

考え方までさかのぼって間違いを正す

子どものまちがいは、まるでデタラメというのはない。
デタラメはデタラメなりに筋を通している。

したがって、考え方までさかのぼって間違いを正すのでなければ、
何度でも同じ間違いをくり返す。

教育は格闘技だ

授業では、もっと大切なことがある。
それは教師自身だ。
教師自身の内なる強さだ。

「組み合わせ」と「順番」が教育方法の要だ

授業では「組み合わせ」「順番」がものを言ってくる。

それが「教育方法」である。

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