どんな子にも可能性があるのだ
どんな子にも可能性があることを信じ、
たゆみなく続く努力を重ねるのが教師の仕事である。
時には、それを信じるのが教師一人であるようなことであっても、
それを貫くのが教師の仕事なのである。
考え方までさかのぼって間違いを正す
子どものまちがいは、まるでデタラメというのはない。
デタラメはデタラメなりに筋を通している。
したがって、考え方までさかのぼって間違いを正すのでなければ、
何度でも同じ間違いをくり返す。
教育は格闘技だ
授業では、もっと大切なことがある。
それは教師自身だ。
教師自身の内なる強さだ。
「組み合わせ」と「順番」が教育方法の要だ
授業では「組み合わせ」「順番」がものを言ってくる。
それが「教育方法」である。
いつの時もいかなる時も子どもの味方であれ
教師が変わって授業が変わる
「教師が変わって授業が変わる」ことを、肝に銘じなければ駄目だ。
「子どもは、授業でこそ変わる」という立場を貫かなければだめだ。
一日にすべての子どもの名前を言って良いところをほめよう
たった一つの明確な指示を与えよ
まず、たった一つの明確な指示を与える。
それができたのを確かめてから、第二のたった一つの明確な指示を与える。
良いか悪いかは子どもが教えてくれる
「子どもの事実」と「自分自身の手ごたえ」だけを指標にせよ
「子どもの事実」と「ズシーンと感動するような自分自身の手ごたえ」の
二つを、その二つだけを指標とせよ。