意見が言いたくなった子どもをのがすな
授業をしながら、かすかに動く指を見つけられる教師であれば、
意見が言いたくなった子どもをのがすことはない。
発問とは発見させることだ
発問というのは、今まで見えなかったものを発見させることだ。
まず、局面を限定する
子どもの力を引き出したかったら、まず、局面を限定するのである。
子どもを誇り高く育てる
子どもたちは「誇り高く」育てるべきだ。
媚などを売らせてはいけないのである。
すぐれた授業にはリズムがある
すぐれた授業にはリズムがある。
リズムは、よけいな言葉を削るところから生まれる。
子どもをはげまし続けよ
「やる気にさせる」ときに、最も大切なことは「はげます」ことである。
「はげまし続ける」ことである。
「想像力」これは大切な教師の力である。今までとは異なる事態を思い描くことができるから、新しい局面へ子どもを連れて行くことができるのである。
大切なのは、勉強ができなくて教室の中で小さくなっている子も、 教師からかわいがられ、大切にされたという、 人間としての存在感の教育なのである
教育の極致とは待てることである
教育の極致とは待てることだと思う(放置とはちがう)。
努力する習慣さえついていれば、あとは待ってやることだ。
一度や二度、だまされるのが何だというのだ。 三度や四度、裏切られたから何だというのだ。そんなことに、びくともしない教師の精神をみがけ